たとえば,中山美穂のあの瞳のパワーは恐ろしいほどに芸能人としての
説得力があったし,中森明菜のささやくような声の裏には,
「私は中森明菜よ」という威圧感が見えていた。
あるいは,小泉今日子には「他のアイドルとは違います」というような
超越したものが感じられた。聖子ちゃんなんて…。
彼女たちは,特別な人だったのである。
そんな時代はむしろ幸せだった。
今の時代はアイドルに普通の女の子を求める時代である。
アイドル自体も普通の女の子であろうとしている。
Perfumeの場合はどうか。どこまでもフツー感,確かに感じるのである。
しかもそこには,作られた感を感じない。
これが,錯覚だとしたら,彼女たちはプロ中のプロだが。
売れていけば,彼女たちの意思とは別に,芸能人としての特別感は増し,
僕らのフツー感とはどんどん差が開いていく。これは致し方のないこと。
ポリリズムが売れ始めた頃,古くからのファンでBlogを閉められた方も
少なくなかったと聞く。なぜなのか。
いずれにしても距離は開くのである。
こんなに近かったPerfumeはやっぱり芸能人,特別な人なのだと…

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